もう迷わない 漢字のチョイス

もう迷わない 漢字のチョイス

「招集」と「召集」/「召集」は「国会の召集」以外に使わないのはどうして?

はじめに「しょうしゅう」には「招集」と「召集」がありますが、「召集」を用いるのは「国会を召集する」場合だけで、ほかはみんな「招集」にします。例外はないのかというと、ほかには「軍隊の召集」に用いますが、現在は軍隊はありませんので、歴史的な内容...
もう迷わない 漢字のチョイス

「まるい」の表記/「丸い」「円い」「まるい」はどう使い分ければいいの?

「まるい」には「丸い」と「円い」があるんです「まる」という名詞の漢字は「丸」しかありませんが、「まるい」という形容詞になると「丸い」のほかに「円い」もあるんですね。「円い」は漢字が示すとおり円形のことで、「丸い」は球形のことをいいます。でも...
もう迷わない 漢字のチョイス

「まつる」の表記/「祭る」「祀る」「まつる」は使い分けたほうがいいの?

はじめに「まつり」というときには、当然ながら「祭り」と書きますよね。でも、動詞の「まつる」となると、「祭る」がふさわしくないように感じることがあります。「祭」という字を用いると、どうしてもにぎやかなイベントの「祭り」を連想してしまうため、「...
もう迷わない 漢字のチョイス

「表記」と「標記」の使い分け/「表題」と「標題」はどっちを使う?

はじめに「ひょうき」には「表記」と「標記」がありますが、どちらがどういう意味なのかちょっと迷ったりしますよね。メールでの連絡でも、よく「標記の件」などと用いますが、使い方がいまひとつしっくりしなかったりもします。そこで今回は、「表記」と「標...
もう迷わない 漢字のチョイス

かえる「変・代・替・換」の使い分け/「交代」「交替」は書き分ける?

はじめに「かえる/かわる」と書ける漢字は「変・代・替・換」の4種類あって、使い分けとしては大きく分けると下の図のようになります。「A」だったものを「B」に変更するのが「変える」、「A」の役割を、同等の機能を果たす「A'」に担わせるのが「代え...
もう迷わない 漢字のチョイス

当たる/当てる・充てる・宛てる/「食あたり」はひらがなにする理由は?

はじめに「あたる」というと、真っ先に思い浮かぶのが「宝くじに当たる」とか「予想が当たる」の「当たる」ではないでしょうか。そのため、「当たる」はなんとなく景気のいい響きがありますね。「当たる」は一般用語なので、「あたる」といえば、その多くが「...
もう迷わない 漢字のチョイス

「あげる・上げる・挙げる・揚げる」の使い分け/成果や実績はどう書くの?

複雑すぎる「あげる」の使い分け「あげる」には「上げる・挙げる・揚げる」がありますが、日本語を母語としていてもかなり使い分けが難しいんですね。「みんなひらがなになれ!」と呪文を唱えたくなるほどです。例えば、「手を上げる」と「手を挙げる」の違い...
もう迷わない 漢字のチョイス

はかる/「計る・測る・量る・図る・諮る・謀る」の使い分けをまとめました

はじめに「はかる」というときに、「計る・測る・量る・図る・諮る・謀る」のどの漢字を使えばよいのか迷ったことはないでしょうか。計測というくらいですから「計る」でも「測る」でもどちらでもよさそうですが、身長は「計る」なのか「測る」なのか、体重は...
もう迷わない 漢字のチョイス

「戦う」と「闘う」の使い分け/病気や困難、格闘技は「闘う」を用います

はじめに「たたかう」には「戦う」と「闘う」があって、選挙は選挙戦だから「戦う」で、病気は「闘病」だから「闘う」というように使い分けているかと思います。こんなふうに熟語になっていれば使い分けに困りませんが、なかなか判断しづらいことがありますよ...
もう迷わない 漢字のチョイス

「押す」と「推す」の使い分け/「いちおし」は「一押し」か「一推し」か

はじめに:「推し」は俗語なの?このところ非常によく耳にする「推し」という言い方は、最近になって使われるようになった新しい語です。もともとは「推してるメンバー」の意味だった「推しメン」から「推し活」という語が生まれ、これが市民権を得たことで「...
スポンサーリンク