気になることば

「一生懸命」と「一所懸命」はどう違うの? どう使い分ければいいの?

はじめに私たちは「一生懸命(いっしょうけんめい)」という語を本当によく用いますよね。「一生懸命頑張ります」とか「一生懸命勉強します」などと用います。でも、「一所懸命(いっしょけんめい)」という表記も目にしませんか? ワープロソフトの変換候補...
表記の決まりごと

「目」と「め」の使い分け:「1番目」と書くのに「少なめ」はどうしてひらがな?

はじめに「目」は生き物の目のことですが、単語の最後にくっついている場合、「目」と「め」の両方を見かけますよね。「1番目」や「2人目」などは「目」を使いますし、「結び目」とか「折り目」なども漢字です。一方で、「少なめ」とか「大きめ」とか「短め...
もう迷わない 漢字のチョイス

「連携」と「連係」の使い分け:スポーツの「連係プレー」はなぜ「連係」?

はじめに「れんけい」には「連携」と「連係」があって、ほとんどの場合は「連携」ですが、油断していると「連係」と書くべきところを、間違えて「連携」としてしまいがちなので、侮れませんよね。覚え方のコツとしては、「連携」は主として団体や組織同士の関...
もう迷わない 漢字のチョイス

「かえる/返る/帰る/還る」の使い分け:「初心にかえる/土にかえる」はどう書く?

はじめに「戻る」という意味の「かえる」には、「返る」と「帰る」と「還る」がありますよね。「返る」や「帰る」は、「落とし物が返ってきた」とか「お客さんが帰ったところです」など、何の問題もなく使い分けていることと思います。原則としては、「もとの...
知っておきたい日本の昔話

日本昔話『山のねずみと里のねずみ』とイソップ物語『田舎のねずみと都会のねずみ』は同じなの?

はじめにイソップ物語の中に『田舎のねずみと都会のねずみ』というお話があるのはご存じでしょうか。ところが、日本の昔話にも『山のねずみと里のねずみ』というお話があって、これがイソップ物語にそっくりなんですね。どこがどのように違うのか、あるいは同...
知りたかったモヤモヤ語

「機運」と「気運」はどう違うの? みんな「機運」に統一していいって本当?

はじめに:マスコミ表記では「機運」に統一している「きうん」には「機運」と「気運」があって、どっちを使えばいいか迷うことってありませんか? でも、心配はご無用です。新聞表記やNHK表記においては、意味によらず「きうん」は「機運」に統一して用い...
表記の決まりごと

「持って」と「もって」の使い分け:「身をもって」「本日をもって」はなぜひらがな?

はじめに「もつ」というと、当然ながら「持つ」と書きますよね。「荷物を持つ」とか「お金を持っている」などと使います。でも、「もって」という形だと漢字で書くものばかりではなくなります。「身をもって知りました」とか、「これをもって終了といたします...
気になることば

「士」と「師」はどう違うの?/「士業」と「師業」ほか多様な職業まとめ

「士業」や「師業」は職業分類ではない?「士業」という語を聞いたことがあるかもしれません。「弁護士」や「税理士」のように「士」が付く仕事のことを「士業」と呼ぶことがあります。ただ、国語辞典を調べてみると、私が持っている7冊の辞書のうち、5冊に...
表記の決まりごと

「つく/付く/着く/就く/突く」の使い分け:「身につける」はどう書くの?

はじめに「つく」というときに、「付く」にするか「着く」にするか迷うことって多いですよね。表記辞書によっても扱いがさまざまなのが、この「付く」と「着く」です。例えば、「身につける」というとき、新聞表記では、知識や技能は「身に付ける」、衣服や装...
気になることば

どうしておめでたいと「万歳」というの?/「漫才」は「万歳」から始まった?

「万歳」とはどういう意味?万歳=万年(長い期間)選挙の時期になると、必ずといっていいほど万歳三唱をしているシーンが映し出されますよね。「万歳」というのはおめでたいことですから、万歳三唱は「めでたーい! めでたーい! めでたーい!」と唱和して...
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