表記の基礎知識

表記の決まりごと

動物や魚の名前、植物の名前、野菜や果物はどう書くの?

動植物の名前は伝えたい内容で表記が異なります 文章を書く場合、常用漢字表にある漢字ならそれを用い、なければひらがなで表記しますよね。動植物の名前も基本的には同じですが、ただし、「一般語」と「学術的な名称」とで異なっていて、一般語であれば原則...
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ひらがなだけで表記する漢字は意外と多い

漢字は使わずにひらがなで表記するもの【訓読み編】 「嬉しい」「概ね」「経つ」「宜しく」「喋る」などはよく見かけますが、本則はひらがな表記で、それぞれ「うれしい」「おおむね」「たつ」「よろしく」「しゃべる」とします。「宜しくお願いします」は「...
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「わかる」の表記は「分かる」? 「わかる」?

少しモヤモヤする「分かる」の表記 「わかる」の表記は、各表記辞書を調べても、公用文も議事録も、そしてNHKの表記辞典でも「分かる」を採用しています。実際、「分かる」としている文章がとても多いですし、それは正しいことです。 ただ、2010年ぐ...
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「ねらい」を「狙い」と書く場合と「ねらい」にする場合

「ねらう」と「ねらい」は少し違います 「狙」という漢字は常用漢字ですので、「ねらう」はもちろん「狙う」ですよね。でも、「ねらい」となると少し違っていて、複数の意味があります。 「ねらい」とは? ①銃などで目標を定めてねらうこと。 ②めあてて...
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「活かす」は「生かす」? それとも「いかす」?

「活(い)」かす」という読みは常用漢字表にはありません 「いかす」には複数の意味があって、「殺さないでおく」という意味はもちろん「生かす」ですが、「有効に活用する」「特性などを引き出して役立てる」という意味もありますよね。「活かす」という表...
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「あかし」は「証し」? それとも「証」?

「あかし」は「証し」と書きます 「証明する」という意味での「あかし」は「証し」と書いてください。「証」にしたくなりますが、名詞形であっても「証し」と送りがながを忘れないようにしてください。「証さない」「証します」などと活用語にもなりますので...
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「きずな」は「絆」と漢字で書いていいの?

「絆(きずな)」は常用漢字表にありませんが、漢字で表記できます 「絆」という漢字は常用漢字表にはない、いわゆる表外字です。しかし、新聞表記、議事録表記、放送表記のいずれにおいても、「きずな」は「絆」と漢字で書くものに指定しています。 ※表外...