日本語で書く

「常体」と「敬体」の文体を比べてみましょう

「常体」で書く? 「敬体」で書く? 「読み書きそろばん」という言葉がありますよね。これは文字どおり「読むこと、書くこと、計算すること」で、社会生活を送るうえで必要な基本的な学力のこと指しています。「読み」の次に「書き」ですから、やっぱり「書...
なりきり知識人

日本における「マジョリティー」と「マイノリティー」

「マジョリティー」とは? 「マイノリティー」とは? 日頃から頻繁に耳にする「マジョリティー」と「マイノリティー」ですが、外来語としてすっかり日本語になって定着していますよね。「マジョリティー」は「多数者・多数派」のことで、英語では「majo...
もう迷わない 漢字のチョイス

「かえりみる」には「省みる」と「顧みる」があります

「省みる」とはどういう意味? 「省みる」というのは、「省」の文字どおり「反省」することです。自分の行いを振り返って、何が悪かったのか考えることが「省みる」なんですね。失敗や間違いは早く忘れてしまいたいものですが、自主的に省みることのできる人...
表記の決まりごと

「かもしれない」 「かも知れない」のどっち?

「かもしれない」は「かもしれない」とひらがなにします 「かもしれない」という表現はよく使いますよね。これは、「かも知れない」ではなく「かもしれない」と、すべてひらがなで表記します。 ・時が解決してくれるかもしれない。 ・それは間違いかもしれ...
もう迷わない 漢字のチョイス

ティッシュは「配布」、資料は「配付」?

「ハイフ」には「配布」と「配付」の2種類があります 「ハイフ」とは配って渡すことですよね。広く用いられているのは「配布」ですが、実は2種類の表記があって、それが「配布」と「配付」です。 「配布」とは、多くの人に行き渡らせるように配ることです...
表記の決まりごと

「通り」と「とおり」の使い分けはどうすればいいの?

「~のとおり」はひらがなで書きます 「~のとおり」というのはよく用いられる表現ですよね。「冒頭で申し上げたとおりです」「田中さんの意見のとおりにしましょう」「そのとおり!」などと用います。これは「とうり」ではなくて「とおり」なんですね。しか...
次世代に伝えたい傑作アニメ

お月さまが好きなすべての日本人のための『宇宙兄弟』

まだ見てないなんてもったいない傑作アニメ『宇宙兄弟』 日本のアニメは本当にすばらしくて名作ぞろいです。世界に誇れる日本のカルチャーといったら、まずはアニメが挙げられますよね。たくさんのアニメがあってとてもすべては見られませんが、その中でも未...
なりきり知識人

「バイアス」はどういう意味で、どんなバイアスがあるの?

「バイアス」とはそもそもどんな意味? 「バイアス」という言葉はすっかり日本語になじんでいて、英語でありながらそのままで意味が通じますが、あえて訳すと「先入観」や「偏見」という意味です。ただ、「バイアス」には「斜め」という意味もあるんですね。...
表記の決まりごと

「さまざま」と「様々」はどっちが正しいの?

「さまざま」も「様々」も、どちらの場合もあります 「さまざま」の扱いは公用文とマスコミ表記とで異なっていて、公用文では「様々」を採用していて、議事録もそれに準じています。一方、新聞表記・マスコミ表記では「さまざま」としています。ですから、ど...
表記の決まりごと

「など」と「等」の使い方を確認しましょう

「等(トウ)」は「など」と読まないことに注意してください 文書などを見ていると、よく「等」という字が使われています。抜けや漏れがないように、念のため「等」と入れておけば安心ですからね。 ・今年度の高齢者等居住改修工事の受付が開始された。 ・...